土壌機能モニタリング調査のための
土壌、水質及び植物体分析法

(在庫なし)
B5判 321頁

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申込書

 全国的な土壌機能のモニタリング調査の実施にあわせて、統一的なマニュアルとして昭和54年に 「土壌環境基礎調査のための土壌、作物体分析法」(農林水産省農蚕園芸局農産課)が作成され、利用されてきました。
その後の機器・技術の開発、進歩に伴って、分析法も改善、向上しており、同書の内容も少なからず陳腐化して来て、改訂の要望が高まっておりました。
 そこで、この程、日本土壌協会では農林水産省農産園芸局農産課(現生産局農産振興課)のご指導の下、同書の全面的な改訂を行い、内容の充実を図って、書名も『土壌機能モニタリング調査のための土壌、水質及び植物体分析法』として発刊したものです。
 改訂に当たっては、専門家からなる分析法検討委員会を設けるとともに、現在第一線で土壌分析等に活躍中の方々に、最新の内容でかつ実用的な分析マニュアルとなるよう執筆して頂きました。是非座右に置いて活用して下さい

(内  容)

Ⅰ.土壌分析及び測定法
 1)土壌試料・土壌溶液の採取、調製法   
 2)三相分布及び仮比重   
 3)粒径組成
 4)団粒分析   
 5)保水性   
 6)飽和透水係数   
 7)インテーク・レート
 8)pH(H2O),pH(KCl)   
 9)pH(H2O2 )   
 10)置換酸度(y1 )
 11)中和石灰量-緩衝曲線法-   
 12)電気伝導度(EC)   
 13)全炭素   
 14)全窒素
 15)全リン酸、全カリ   
 16)陽イオン交換(塩基置換)容量   
 17)交換性陽イオン、塩基飽和度   
 18)陰イオン交換容量、交換性陰イオン   
 19)リン酸吸収係数   
 20)可給態窒素   
 21)アンモニア態窒素   
 22)硝酸態窒素   
 23)可給態リン酸   
 24)可給態ケイ酸   
 25)遊離酸化鉄   
 26)微量元素、重金属等(分解及び抽出法、機器分析通則、ホウ素、クロム、マンガン、コバルト、
   ニッケル、銅、亜鉛、モリブデン、ヒ素、セレン、カドミウム、水銀、
 27)ほ場条件下における有機物分解(ガラス繊維ろ紙法)

Ⅱ.水質分析法
 1)試料の採取、調整法   
 2)pH   
 3)電導度(EC)   
 4)酸化還元電位
 5)溶存酸素   
 6)窒素(全窒素、アンモニア態窒素、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素)
 7)リン{正リン酸態リン(PO4-P)、全リン、全溶解性リン}   
 8)カリウム
 9)ナトリウム   
 10)カルシウム   
 11)マグネシウム   
 12)ケイ酸(比色ケイ酸)
 13)懸濁物質   
 14)化学的酸素消費量(COD)   
 15)生物化学的酸素消費量
 16)有機態炭素(TOC)   
 17)微量元素、重金属等{フッ素(イオンクロマトグラフ法)、六価クロム、モリブデン、アンチモン}

Ⅲ.作物体分析法
 1)試料の採取、調製法   
 2)全窒素   
 3)硝酸態窒素   
 4)リン  
 5)カリウム   
 6)カルシウム   
 7)マグネシウム   
 8)ケイ酸   
 9)ホウ素
 10)マンガン   
 11)モリブデン   
 12)重金属等   
 13)品質

附、土壌断面調査法