▶趣旨
- 健全で豊かな土づくりを広めるためには、十分に熟成した品質の高いコンポストを普及することが何よりも重要であります。
- 十分に熟成した品質の高いコンポストの施用により、土壌中からの温室効果ガス発生量の削減、土壌中の炭素貯留機能を高め、地球温暖化防止に貢献します。
- 地域のバイオマス資源を利用し、コンポスト製造事業の発展、地域の持続的な農産物生産の増進を図り、地域の産業・社会の活性化に寄与します。
- このようなことから、一定水準の品質を有するコンポストについて品質確認することにより、その普及拡大を図ることを目的とした 「コンポスト品質確認制度」を創設しました。
▶対象コンポスト
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原則として、使用される原材料は問わず、広い範囲のコンポスト(堆肥)を対象とします。一部対象外のものもあります
(詳細は実施要領を参照してください)。
▶品質確認基準
①コンポスト製造の発酵過程における「発酵温度」が、60℃以上連続7日間以上、又は65℃以上48時間以上。
②コンポストの熱水抽出法(コマツナ種子使用)による「発芽率」が、80%以上。
③コンポストに異物が混入していないこと。
▶選択項目
「病原抑止力評価」(コンポスト希釈液培養によるフザリウム菌の菌糸伸長測定法)
▶品質確認証の交付と品質確認表示
- 品質確認基準に適合したコンポストには、「コンポスト品質確認証」を交付します。この品質確認は3年間有効です。
- 製品の袋、パンフレット等に、「品質確認」の文言表示ができます。
▶審査等主な手数料(1件当たり)
- 審査料 22,000円 ・表示使用料(3年間分) 33,000円
- 更新審査料 11,000円 ・病原抑止力評価審査料 8,470円
- 発芽率事前確認審査料 11,000円
※日本土壌協会賛助会員、日本有機資源協会会員(法人・団体)、コンポスト生産管理者(JORAの養成研修)、は割引があります。